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レビュー指摘 #12454 » BV0190_他社直卸し中継渡し入力(委託票)_仕様書.md

幸塚 和久, 2026-10-29 05:10 午後

 

機能仕様書(現行) BV0190 他社直卸し中継渡し入力(委託票)

項目 内容
サブシステムID BV0190(到着入力(他社直卸中継渡し))
機能名 他社直卸し中継渡し入力(委託票)
システムID BV
画面ID(マップID) MPBV800(他社直卸し中継渡し入力(委託票))、MPBS330(他社委託伝票入力)
構成プログラム BV18000P(BV80)、BV28000P(センター B80V)、BV18100P(BV81)、BV28100P(センター B81V)、BU27000P(センター B70U)、BV18200P(BV82)、BV18300P(BV82 から XCTL)、BV28300P(センター B83V)、BV18400P(BV84)、BS23300P(センター B33S)
位置づけ 現行プログラム10本の動作を、1つの画面機能としてまとめた現行仕様書(現行の可視化資料)
参考資料 ・現行ソース BV18000P.pl1、BV28000P.pl1、BV18100P.pl1、BV28100P.pl1、BU27000P.pl1、BV18200P.pl1、BV18300P.pl1、BV28300P.pl1、BV18400P.pl1、BS23300P.pl1
・現行の解析資料「BV0190_到着入力(他社直卸中継渡し).xlsx」:資産一覧、Link XCTL 一覧、MPBV800・MPBS330 の項目名、参考_BU27000P、レコードフォーマット
・画面イメージ MPBV800.jpg
個別仕様書 BV18000P_仕様書.md、BV28000P_仕様書.md、BV18100P_仕様書.md、BV28100P_仕様書.md、BU27000P_仕様書.md、BV18200P_仕様書.md、BV18300P_仕様書.md、BV28300P_仕様書.md、BV18400P_仕様書.md、BS23300P_仕様書.md
関連 同じ画面 MPBS330 を使う他社委託伝票入力 BS13300P(BS33):BS13300P_仕様書.md。BS13300P が呼ぶ配達送り状枚数表示サブプログラム BR19000P:BR19000P_仕様書.md(本機能からは呼ばれない)
対象外 委託明細の作成(BS27:BS12700P)、センターの運賃計算(UC20140P)。ソースがないため、本書では呼び出し先としてだけ記載する

項目・ファイル・レコードの日本語名称は、解析資料(BV0190)の MPBV800・MPBS330 シートとレコードフォーマット、ソースのコメントに合わせている。各段階の細かいチェック内容・登録内容は個別仕様書に記載し、本書では機能全体の流れと段階ごとの要点をまとめる。


1. 概要

1.1 機能概要

他社に直接卸す貨物を、中継で他社(委託会社)に渡すときの入力機能。送付書を到着として登録し、委託票を作り、委託する送り状NO を登録する。

  1. 照会:指令書NO・送付書NO を入力し、送付書が発送済みかを確認して、到着店所・到着予定年月日を表示する。DDP の送付書マスターにない送付書は、センターの情報で DDP に作る。
  2. 委託票の入力・登録:委託票NO・委託会社・扱い店所・到着予定日時を入力してチェックし、センターの運行指令マスターに到着を登録する。DDP の集配票マスターに委託票を追加し、送付書マスターに到着の情報を書き、集信ログ(到着鑑データ)を出力する。
  3. 委託明細の作成依頼:委託明細の作成を別トランザクション(BS27)に依頼する。
  4. 委託送り状の入力:センターから送付書の送り状NO の一覧を取り、40件ずつ表示する。委託する送り状NO を入力して、他社委託NOマスター・送り状マスターに登録し、集信ログと委託明細の印刷ログを出力する。

1.2 処理段階

段階 画面 担当プログラム 待機トランザクション
① 指令書・送付書の照会 MPBV800:指令書NO・送付書NO だけ入力可 BV18000P(センター照会は BV28000P) BV80
② 委託票の入力・登録 MPBV800:委託票NO・委託会社・扱い店所・到着予定年月日時分が入力可 BV18100P(センター登録は BV28100P) BV81
③ 委託明細の作成依頼 MPBV800:「登録OK、ENTERを押せ。」を表示 BV18200P → BV18300P(XCTL。センター照会は BV28300P) BV82
④ 委託送り状の入力・登録 MPBS330:送り状NO(8行×5列)が入力可 BV18400P(センター照会は BS23300P) BV84
stateDiagram-v2
    state "① 照会(BV80)" as S1
    state "② 委託票の入力・登録(BV81)" as S2
    state "③ 委託明細の作成依頼(BV82)" as S3
    state "④ 委託送り状の入力(BV84)" as S4
    [*] --> S1 : メニューから起動
    S1 --> S1 : 実行[エラー]/PF2
    S1 --> S2 : 実行[照会OK]
    S2 --> S2 : 実行[エラー・センター登録エラー]
    S2 --> S3 : 実行[登録OK]
    S2 --> S1 : PF2
    S3 --> S4 : 実行[委託票あり]
    S3 --> S1 : PF3
    S4 --> S4 : 実行[エラー・登録OK(次の40件)]/PF2
    S4 --> S1 : PF3/CLEAR
    S1 --> [*] : PF3/PF4/CLEAR
    S2 --> [*] : PF3/PF4/CLEAR
    S3 --> [*] : PF4/CLEAR/実行[委託票なし]
    S4 --> [*] : PF4

1.3 システム構成

解析資料の資産一覧・Link XCTL 一覧に基づく。

プログラム 動作環境 トランザクション 役割 使用資産
BV18000P SV(DDP) BV80 ① 照会 MPBV800、MPDM010、ELEPHAN、VPSOHFU(R/W)、VPTENMS(R)、LSO0020、TS(W)
BV28000P CIC1 B80V ① センター照会 VKUNKSH(R)、VKSFSNO(R)
BV18100P SV(DDP) BV81 ② 入力・登録 MPBV800、MPDM010、ELEPHAN、VPSOHFU(R/W)、VPSHUHA(R/W)、VPTENMS(R)、LSO0020・LSO0040・LSP2000、DPCEB81V/CEDPBV81、TS(R/W)、TD SYUS(SSS13)(W)、センター BU27000P(B70U)
BV28100P CIC1 B81V ② センター登録 VKUNKSH(R/W)、SC20100P(LINK)
BV18200P SV(DDP) BV82 ③ 作成依頼 MPBV800、MPDM010、ELEPHAN、VPSOHFU(R)、TS(R)、BS27 を START、BV18300P に XCTL
BV18300P SV(DDP) (BV82) ③ 委託送り状入力の初期表示 MPBS330、MPDM010、ELEPHAN、VPSHUHA・VPTENMS・VPUNKEI(R)、TS(BV83:W、PR02:W)
BV28300P CIC1 B83V ③ 送り状NO のセンター照会 VKSFSNO(R)
BV18400P SV(DDP) BV84 ④ 入力・登録 MPBS330、MPBV800、MPDM010、ELEPHAN、VPSHUHA(R)、VPOKRMS(R/W)、VPITAKU(R/W)、LSO0020、DPCEB33S/CEDPB33S、TS(R/W)、TD SYUS(SSS22・SSS16)(W)、センター BS23300P(B33S)
flowchart LR
    subgraph DDP[DDP(店所)]
        B80[BV18000P<br/>BV80 照会]
        B81[BV18100P<br/>BV81 委託票登録]
        B82[BV18200P<br/>BV82 作成依頼]
        B83[BV18300P<br/>初期表示]
        B84[BV18400P<br/>BV84 送り状入力]
        SO[(VPSOHFU<br/>送付書マスター)]
        SH[(VPSHUHA<br/>集配票マスター)]
        OK[(VPOKRMS<br/>送り状マスター)]
        IT[(VPITAKU<br/>他社委託NOマスター)]
        TD[[TD SYUS<br/>集信ログ]]
        PR[(TS PR02<br/>委託明細印刷ログ)]
    end
    subgraph CEN[センター CIC1]
        C80[BV28000P<br/>B80V]
        C81[BV28100P<br/>B81V]
        C83[BV28300P<br/>B83V]
        C70[BU27000P<br/>B70U]
        C33[BS23300P<br/>B33S]
        UNK[(VKUNKSH<br/>運行指令マスター)]
        SFS[(VKSFSNO<br/>送付書送り状NOマスター)]
    end
    B80 <-- APPC --> C80
    B81 <-- APPC --> C70
    B81 <-- APPC --> C81
    B83 <-- APPC --> C83
    B84 <-- APPC --> C33
    C80 --> UNK
    C80 --> SFS
    C81 <--> UNK
    C83 --> SFS
    B80 <--> SO
    B81 <--> SO
    B81 --> SH
    B81 --> TD
    B82 -- START --> BS27[[BS27 委託明細の作成]]
    B82 -- XCTL --> B83
    B83 --> SH
    B83 --> B84
    B84 <--> OK
    B84 <--> IT
    B84 --> TD
    B84 --> PR

2. 画面仕様

2.1 MPBV800(他社直卸し中継渡し入力(委託票))

MPBV800        他社直卸し中継渡し入力(委託票)                 YY/MM/DD
                                                                HH:MM:SS
     指令書NO.     _________       送付書NO.    ________
     委託票NO.     ________
     委託会社コード   _______         委託会社名(14)
     扱い店所         ____            扱い店所名(14)
     到着店所                         到着店所名(14)
     到着予定年月日   __年 __月 __日 __時 __分
                      _(印刷区分)
     印刷装置         ____

 実行:継続 2:取消 3:終了 4:戻り
 エラーメッセージ(70)                                       エラーコード(5)
項目ID 項目名 属性・桁 ① ② 内容
BV80011・BV80021 システム年月日・システム時分秒 文字 8・8 - - YY/MM/DD・HH:MM:SS
BV80031 指令書NO 数字 9 ○(必須) - チェックデジット(区分 '07')
BV80032 送付書NO 数字 8 ○(必須) - チェックデジット(10000000 未満は '10'、以上は '07')
BV80041 委託票NO 数字 8 - ○(必須) 80000000 以上、チェックデジット、集配票マスターに未登録
BV80051・BV80052 委託会社コード・委託会社名 数字 7・文字 14 - ○(必須) 名称はセンターの顧客マスターの顧客略名(漢字)
BV80061・BV80062 扱い店所コード・扱い店所名 数字 4・文字 14 - ○(必須) 店所マスターにあり、委託会社の顧客扱店所であること
BV80101・BV80102 到着店所コード・到着店所名 数字 4・文字 14 - - 送付書の卸店コード(3桁目が '8' で到着スキャン用でない場合)、それ以外は端末の店所
BV80071~BV80073 到着予定年・月・日 数字 2×3 - ○ ① で送付書の到着予定年月日を表示
BV80074・BV80075 到着予定時・分 数字 2×2 - ○(必須)
BV80081 印刷区分 文字 1 - - '1'
BV80091 印刷装置 文字 4 - - 入力不可(2014/07/14 変更)
BV80241・BV80242 エラーメッセージ・エラーコード 文字 70・5 6章

2.2 MPBS330(他社委託伝票入力)

MPBS330            他 社 委 託 伝 票 入 力                       YY/MM/DD
                                                                  HH:MM:SS
   委託票NO   ________          委託年月日   __ 年 __ 月 __ 日
   委託先名     _______           委託店所     ____ 委託店所名(20)
                委託先名(20)
   送り状NO        送り状NO        送り状NO        送り状NO        送り状NO
   _____ ______      _____ ______      _____ ______      _____ ______      _____ ______   05
   _____ ______      _____ ______      _____ ______      _____ ______      _____ ______   10
     (8行×5列。右端の 05~40 は行末までの件数)                                         ~40

 実行:継続 2:取消 3:終了 4:戻り
 エラーメッセージ(70)                                         エラーコード(5)

同じ画面を、他社委託伝票入力の BS13300P(BS33)も使う。本機能(④ BV18400P)との違いは BS13300P_仕様書.md の 1.1 を参照。

項目ID 項目名 属性・桁 ④ 内容
BS33011・BS33021 システム日付・システム時刻 文字 8・8 - 現在の日時
BS33031 委託票NO 8 - 委託票NO
BS33032~BS33034 委託年月日 年・月・日 2×3 - 集配票マスターの稼動年月日
BS33041・BS33051 委託先コード・委託先名 7・20 - 集配票マスターの傭車会社コード、運賃計算荷主マスター(1)の略名
BS33042・BS33043 委託店所コード・委託店所名 4・20 - 端末の店所コード・店所略名(漢字)
F007003~F014069 送り状№(頭5)・送り状№(後6)(8行×5列) 数字 5・6 ○ センターの送付書の送り状NO を40件ずつ表示し、委託する送り状NO を入力する
BS33241・BS33242 エラーメッセージ・エラーコード 文字 70・5 6章

2.3 ファンクションキー

キー ①(BV80) ②(BV81) ③(BV82) ④(BV84)
実行 照会 チェック・登録 作成依頼・④へ チェック・登録
PF2 取消(初期画面) 取消(BV80 へ) 処理なし(再表示) 取消(今のページを表示し直す)
PF3 終了(一つ前の画面) 終了(一つ前の画面) 取消(BV80 へ) 終了(BV80 へ。印刷終了レコードを書く)
PF4 戻り(メインメニュー) 戻り(メインメニュー) 戻り(メインメニュー) 一つ前の画面(印刷終了レコードを書く)
CLEAR 強制終了 強制終了 強制終了 PF3 と同じ

3. インターフェース

3.1 通信領域(COMMAREA:256バイト)

ユーザー受渡しエリアの定義は、①②(BV18000P・BV18100P)と ③④(BV18200P 以降)で違う。

段階 項目 用途
共通 CRT_BACK_KOSU/CRT_BACK_DATA(5) 戻り先画面のスタック
共通 TSQ_ID・TSQ_LENGTH ①~③ の TSキュー(端末ID+'BV80'、300バイト)
共通 COMM_TEN_CODE・COMM_RPOC_YMD 端末の店所コード・処理日付
①② COMM_ITEM_SO・COMM_ITEM_SF 指令書NO・送付書NO(① でセット)
② COMM_ITEM_NO2 運行車区分が 02(傭車)なら '90'、それ以外 '80'
③④ COMM_ITEM_S1・S2 送付書NO(③ でセット)
③④ COMM_ITEM_S3 データID(画面区分 '14' なら 80、それ以外 90)
③④ COMM_ITEM_I1~I6 委託票NO、送付書NO、印刷区分 1、印刷装置、稼働年月日、端末の店所コード
③ COMM_PRTON_~ 委託明細票の印刷情報(端末ID、印刷先、OK フラグ '0'、年月日、識別、番号)
④ COMM_ITEM_NO 送り状NO の一覧のページ番号(③ で 1、④ の登録ごとに +1)
④ COMM_ITEM_PRFLG 印刷フラグ(印刷ログを書いたら '2'/'3')

3.2 TSキュー

キュー名 内容 作成 使用
端末ID+'BV80'(300バイト) ①② のチェック結果・画面項目の保存域・画面区分(BV80GKBN) ①② ②③
端末ID+'BV83' 送付書の送り状NO の一覧(40件ずつ1アイテム) ③(BV18300P) ④
端末ID+'BV84'(1000バイト) ④ のチェック結果・送り状NO・送り状マスターの有無 ④ ④
端末ID+'CHKP'・'PR02' 委託明細の作成の処理中を示すキュー。PR02 には委託明細印刷ログ(TSBSPRLG)を書く ③④ ③(作成依頼の前に確認)

3.3 使用ファイル・テーブル

区分 ファイル 日本語名 段階 用途
DDP VPSOHFU DDP 送付書マスター ①(R/W)・②(R/W)・③(R) 送付書の確認・作成、到着の情報の書込み
DDP VPSHUHA DDP 集配票マスター ②(R/W)・③④(R) 委託票の追加・参照
DDP VPOKRMS DDP 送り状マスター ④(R/W) 送り状の配達(委託)情報の書込み・追加
DDP VPITAKU DDP 他社委託NOマスター ④(R/W) 委託票ごとの送り状NO の一覧
DDP VPTENMS DDP 店所マスター ①②③ 店所名
DDP VPUNKEI DDP 運賃計算荷主マスター(1) ③ 委託先名
DDP TD SYUS 集信ログ ②(SSS13)・④(SSS22・SSS16) 到着鑑データ、他社委託鑑データ、他社委託送り状NOテ゛ータ
センター VKUNKSH 運行指令マスター ①(R)・②(R/W) 送付書の確認、到着(卸店・発到区分)の登録
センター VKSFSNO 送付書送り状NOマスター ①③(R) 送付書の発送情報、送り状NO の一覧

3.4 センターとの通信(APPC 会話)

段階 接続先 送信 受信 主なエラー
① 照会 'B80V'(BV28000P) 21バイト:送付書NO・指令書NO 50バイト:到着予定年月日・データ区分・卸店・運行車区分・発送年月日時分・積店・傭車会社・車番 '1':指令書・送付書がない、'2':CICS エラー
② 委託会社チェック 'B70U'(BU27000P) 11バイト:委託会社コード 905バイト:顧客マスター(登録抹消区分・顧客扱店所コード4件・契約有無区分・請求・精算区分・顧客略名) エラーフラグ '0' 以外
② 到着登録 'B81V'(BV28100P) 57バイト:指令書NO・送付書NO・回送区分 1・到着店所・到着予定年月日時分 24バイト '1':運行指令マスターが読めない・書換えエラー、'2':CICS エラー
③ 送り状NO 照会 'B83V'(BV28300P) 12バイト:送付書NO 7068バイト:送付書送り状NOマスター(送り状枚数・送り状NO) '1':マスターがない
④ 委託照会 'B33S'(BS23300P) 4063バイト:委託会社・委託日付・送り状ごとの情報(40件) 4647バイト:送り状ごとの状況区分・運賃・料金・到着経費など エラーフラグ '0' 以外

4. 段階別の処理仕様

4.1 ① 指令書・送付書の照会(BV18000P、BV28000P)

  1. 指令書NO・送付書NO をチェックする(数字・桁数・チェックデジット。NO帯のチェックはない)。エラーなら「ERR 1」。
  2. DDP の送付書マスターを送付書NO で読む。ない場合はセンター(B80V)に照会する。
    • センターは、運行指令マスターの送付書の一覧に送付書NO があり、送付書送り状NOマスターにもあれば、発送情報を返す。
    • 正常なら、その情報で DDP の送付書マスターにレコードを追加する(データ区分 1)。エラーなら「送付書未登録、出発入力後実行して下さい。」。
  3. 送付書マスターのデータ区分が 1(発送あり)でなければ「送付書到着入力済み? 委託入力をする場合は直配追加入力より。」。
  4. 到着店所を決める(卸店コードの3桁目が '8' で、到着スキャン用の店コード13件でなければ卸店、それ以外は端末の店所)。到着店所名・到着予定年月日を表示する。
  5. 委託票NO・委託会社コード・扱い店所コード・到着予定年月日時分を入力可にし、BV81 で待機する。

4.2 ② 委託票の入力・登録(BV18100P、BV28100P)

  1. 項目チェック(委託票NO・委託会社コード・扱い店所コード・到着予定年月日時分。BV18100P_仕様書.md 4.2)。
  2. 関連チェック。
順 チェック エラー
1 送付書マスターが読めること 「DDP送付書マスターが読めませんでした。」(ERR 9)
2 センター(B70U)で委託会社の顧客マスターを照会し、扱い店所が顧客扱店所(4件)のどれかで、0102(函館扱い)でなく、請求・精算区分 2・契約有無区分(6件目)1・登録抹消区分 '0' であること 委託会社・扱い店所の関連エラー
3 到着予定年月日が日付として正しく、送付書の発送日時より後であること 到着予定年月日時分の関連エラー
  1. チェックOK なら、そのままセンター(B81V)に到着を登録する。センターは運行指令マスターの入力年月日・実績年月日時分(最終卸店の場合)・卸店(最大3店)・送付書の発到区分('1'→'3'、なければ '2' で追加)を更新する。エラーなら「センター登録エラー、PF3を押せ。」(ERR 2)。
  2. DDP の集配票マスターに委託票を追加する(専門集配票NO=委託票NO、代表集配票NO=送付書NO、データID 27(自社便)/28(傭車便)、稼働店所=扱い店所、稼動年月日=到着予定年月日、作業区分 6、傭車会社コード=委託会社など)。
  3. 送付書マスターに到着の情報を書く(到着年月日・到着店・到着時分・データ区分2 1・画面区分2 14/15・卸区分 1・直配軒数 1・入力年月日)。
  4. 集信ログ(SSS13:到着鑑データ、レコードID 130)を出力する。
  5. 「登録OK、ENTERを押せ。」を表示して BV82 で待機する。

4.3 ③ 委託明細の作成依頼(BV18200P、BV18300P、BV28300P)

  1. BV18200P:通信領域に送付書NO・委託票NO・印刷区分などの受渡し項目と、委託明細票の印刷情報をセットする。前回の明細作成のキュー(CHKP・PR02)が残っていれば「前回明細作成処理未完了!! しばらくして実行キーを押して下さい」を出して待つ。なければ BS27 を START し、BV18300P に XCTL する。
  2. BV18300P:集配票マスターを委託票NO で読む。なければ(印刷区分 1 なら印刷終了レコードを書いて)一つ前の画面に戻る。
  3. センター(B83V:BV28300P)に送付書NO を送り、送り状NO の一覧(削除分を除き昇順)を受け取って、40件ずつ TSキュー(BV83)に書く。
  4. MPBS330 に委託票の内容と最初の40件の送り状NO を表示し、BV84 で待機する。

4.4 ④ 委託送り状の入力・登録(BV18400P)

  1. 送り状NO(40件)をチェックする(桁数・数字・チェックデジット(7DR、先頭 '00' は区分 '10')・送り状マスターの有無)。画面内で先頭10桁が同じものは「送り状NOダブリエラー」。
  2. チェックOK なら、そのままセンター(B33S)に送り状の情報を送り、委託の情報(運賃・料金・到着経費など)を受け取る。
  3. 他社委託NOマスターに送り状NO を追加する(マスターがなければ集配票マスターの内容で作り、集信ログ SSS22(他社委託鑑データ、レコードID 210)を出力)。
  4. 送り状ごとに送り状マスターを更新(あり)または追加(なし)する。配達店所・代表NO・子NO・配達年月日時分・配達扱方(データID 27 なら 12、28 なら 22)・運賃・料金・到着経費などをセットする。エラーなら「送り状マスターが異常です」などを表示して今のページを再表示する。
  5. 送り状ごとに、委託明細印刷ログ(PR02。印刷区分 1 の場合)と集信ログ SSS16(他社委託送り状NOテ゛ータ、レコードID 156/152)を出力する。
  6. 「次の送り状を入力して下さい。」を表示し、次の40件を表示して BV84 で待機する。

5. 共通処理

5.1 例外処理

発生条件 ① ② ③ ④
画面データなし(MAPFAIL)など TSキュー読込みから処理を続ける 終了画面 終了画面 今のページを再表示
TSキューがない 初期化して続ける 初期化して続ける 終了画面 初期化して続ける

5.2 通信エラー

①②④ のセンターとの通信で共通。回線混雑(ASYSB)は、メッセージを表示して画面を受信し、送信をやり直す(③ はやり直さない)。

エラーコード メッセージ
ASYSB 回線が混雑しています!! 実行キーをもう一度押して下さい
ASYSI・CTERM・STERM・RTERM 照会不可能!!回線不通の可能性あり センターに連絡して下さい
A9999・C9999・S9999・R9999 照会不可能!!サポート外ERROR センターに連絡して下さい
RLENG 照会不可能!! LENGERR

① は通信エラーでも「送付書未登録、出発入力後実行して下さい。」に置き換わり、② の委託会社チェック(B70U)は「エラー項目あり,再入力して下さい」になる。③ は表示しない。


6. メッセージ一覧

No 段階 エラーコード メッセージ 表示するとき
1 ①②④ ERR 1 エラー項目あり,再入力して下さい 項目エラー・関連エラー
2 ① ERR 1 送付書未登録、出発入力後実行して下さい。 センター照会のエラー(通信エラーを含む)
3 ① ERR 1 送付書到着入力済み? 委託入力をする場合は直配追加入力より。 送付書のデータ区分が 1 でない
4 ② ERR 9 DDP送付書マスターが読めませんでした。 送付書マスターが読めない
5 ② ERR 2 センター登録エラー、PF3を押せ。 センター登録(B81V)のエラー
6 ②④ OK 2 確認OKなら実行キーを押して下さい チェックOK(そのまま登録に進む)
7 ② OK 2 登録OK、ENTERを押せ。 委託票の登録OK
8 ③ ― 前回明細作成処理未完了!! しばらくして実行キーを押して下さい 前回の明細作成のキューが残っている
9 ④ ERR 1 配達NO.エラー 送り状NO のチェックデジットエラー・送り状マスターの読込みエラー
10 ④ ERR 1 送り状NOダブリエラー 画面内の重複
11 ④ OK 2 次の送り状を入力して下さい。 送り状の登録OK
12 ④ ― 送り状マスター出力/更新 INV LOGIG、送り状マスターが異常です(+送り状NO) 送り状マスターの更新・追加のエラー
13 ①②④ ASYSB ほか 5.2 の通信エラーのメッセージ センターとの通信エラー

7. 画面遷移

flowchart LR
    MENU[メニュー] --> BV80[① BV80<br/>MPBV800 照会]
    BV80 -- 実行 照会OK --> BV81[② BV81<br/>委託票の入力・登録]
    BV81 -- 実行 登録OK --> BV82[③ BV82<br/>作成依頼]
    BV82 -- 実行 --> BV84[④ BV84<br/>MPBS330 委託送り状]
    BV84 -- 実行 登録OK --> BV84
    BV82 -- START --> BS27[[BS27 委託明細の作成]]
    BV81 -- PF2 --> BV80
    BV82 -- PF3 --> BV80
    BV84 -- PF3・CLEAR --> BV80
    BV80 -- PF3/PF4/CLEAR --> OUT[前の画面・メニュー・終了]

8. 補足・留意事項

個別仕様書の「補足・留意事項」のうち、機能全体に関わる主なもの。

  1. 照会の画面で DDP に書き込む(BV18000P):DDP の送付書マスターにない送付書は、照会の段階でセンターの情報から DDP の送付書マスターにレコードを作る。追加の結果は判定しない。
  2. 確認画面がない(BV18100P・BV18400P):「確認OKなら実行キーを押して下さい」を編集するが、同じ実行キーでそのまま登録まで進む。
  3. エラーの内容が表示されない場合がある:① の通信エラーは「送付書未登録」に置き換わる(BV18000P)。③ のセンター照会のエラーは表示されず、送り状NO が空の画面になる(BV18300P)。④ でセンターがエラーを返すと「確認OKなら…」が赤で表示される(BV18400P)。
  4. 登録結果を判定しない処理:集配票マスターの追加・送付書マスターの書換え(BV18100P)、他社委託NOマスターの書換え(BV18400P)は結果を判定しない。送り状マスターのエラーは表示して再表示するが、それまでの更新は残る。
  5. 無効にされている処理・チェック:印刷の実行(SL11100P・SL11200P)、印刷装置のエラー、扱い店所と積店の不一致エラー、委託会社の荷主コードのチェックデジット判定、航空・小口送り状のエラー、運行車区分のチェック(1996/01/06 削除)はコメントアウトされている。対応するメッセージは表示されない。
  6. PF キーの割当ての違い:③ では PF3 が取消(BV80 へ)、④ では CLEAR も PF3 と同じく BV80 に戻る。① では実行・PF キー以外のキーで BV81 待ちになる。
  7. 固定値の判定:到着スキャン用の店コード(13件)、入力不可の委託会社コード(3件)、函館扱い(0102)、委託票NO の範囲(80000000 以上)、送り状区分の判定(850~859・960~969・980~989)、配達扱方の対応がソースに直接書かれている。
  8. センターの照会の不備(BV28300P):削除件数の作業域に初期値がなく、CICS のエラーでもエラーフラグを変えずに返す。
  9. 委託明細の作成:委託明細は別トランザクション(BS27)で作られ、本機能は TSキュー(PR02・CHKP)で前回の処理が終わっているかを確認するだけ。④ で送り状ごとの印刷ログと、終了時の印刷終了レコードを PR02 に書く。
  10. 委託料の計算と中継確定データ(BS23300P):④ のセンター照会(B33S)では、センターで送り状ごとに運賃計算(UC20140P)を呼んで委託料(到着経費・委託消費税など)を計算して返す。返した後、委託会社が対象(配信先コード '0259706' と、ソースに直接書かれた委託会社CD 18件)なら中継確定データマスター(VKTYUKA・VKTYUUN)に、西濃OPP(配信先コード 2265412)なら RDITSE に登録する。この登録の結果は DDP には返らない。
  11. 委託会社のチェック(BU27000P):② のセンター照会(B70U)は顧客マスターのレコードをそのまま返すだけで、チェックは DDP の BV18100P が行う。顧客マスターがない場合も読込みエラーも、同じエラー('2')になる。

付録 プログラムと処理段階の対応

段階 DDP(SV) センター(CIC1) 待機トランザクション 個別仕様書
① 照会 BV18000P BV28000P(B80V) BV80 BV18000P、BV28000P
② 委託票の入力・登録 BV18100P BV28100P(B81V)、BU27000P(B70U) BV81 BV18100P、BV28100P、BU27000P
③ 委託明細の作成依頼 BV18200P、BV18300P(XCTL) BV28300P(B83V) BV82 BV18200P、BV18300P、BV28300P
④ 委託送り状の入力・登録 BV18400P BS23300P(B33S) BV84 BV18400P、BS23300P
関連(本機能外) BS13300P(BS33)、BR19000P(LINK) BS23300P(B33S)、S40D(不明) BS33 BS13300P、BR19000P
対象外 BS12700P(BS27:委託明細の作成) UC20140P(運賃計算) ― ―
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