機能仕様書 BU0070(配車修正入力)
| 項目 |
内容 |
| システムID |
BU |
| サブシステムID |
BU0070 |
| 機能名 |
配車修正入力 |
| 構成プログラム |
BU10700P(BU07)、BU20700P(センター B07U)、BU10800P(BU08)、BV10800P(BV08)、BU10900P(BU09)、BU20900P(センター B09U) |
| 参考資料 |
・現行ソース BU10700P.pl1、BU20700P.pl1、BU10800P.pl1、BV10800P.pl1、BU10900P.pl1、BU20900P.pl1 ・画面イメージ MPBU070.jpg ・現行の解析資料 BU0070_配車修正入力.xlsx |
| 個別の仕様書 |
BU10700P、BU20700P、BU10800P、BV10800P、BU10900P、BU20900P
|
| 項目名の出典 |
画面項目は解析資料のシート「MPBU070」、受渡し項目・マスターの項目はシート「レコードフォーマット」の日本語名 |
本書は現行の処理を記述したもの(現行の可視化資料)。各プログラムの細部は個別の仕様書を参照。
1. 概要
1.1 機能概要
配車済みの運行指令(指令書)の内容を修正する機能。指令書NO を入力して照会し、修正できる項目を入力してチェックした後、センターの運行指令マスターを更新する。入力区分を変えることで、減便・減便からの復活・増便の削除もできる。
| 段階 |
内容 |
DDP(SV) |
センター(CIC1) |
トランザクション |
| ① 照会 |
指令書NO で運行指令を照会し、修正できる項目を入力可にする |
BU10700P |
BU20700P(B07U) |
BU07 |
| ②-1 検証(自社便) |
修正内容をチェックする(運行車区分 02 以外) |
BU10800P |
- |
BU08 |
| ②-2 検証(傭車便) |
修正内容をチェックする(運行車区分 02) |
BV10800P |
- |
BV08 |
| ③ 確認・更新 |
センターに更新を依頼し、結果を表示する。指令書を印刷する |
BU10900P |
BU20900P(B09U) |
BU09 |
1.2 処理の流れ
stateDiagram-v2
[*] --> S1 : メニュー
S1 : ① BU07 照会(BU10700P)
S2 : ②-1 BU08 検証・自社便(BU10800P)
S3 : ②-2 BV08 検証・傭車便(BV10800P)
S4 : ③ BU09 確認・更新(BU10900P)
S1 --> S1 : エラー・ERR Q
S1 --> S2 : 照会OK(自社便)
S1 --> S3 : 照会OK(傭車便)
S2 --> S2 : エラー
S3 --> S3 : エラー
S2 --> S4 : チェックOK
S3 --> S4 : チェックOK
S4 --> S4 : 更新(結果表示)
S4 --> S2 : PF5(自社便)
S4 --> S3 : PF5(傭車便)
S4 --> S1 : 更新後の実行キー・PF2
S2 --> S1 : PF2
S3 --> S1 : PF2
S1 --> [*] : PF3/PF4/CLEAR
S2 --> [*] : PF3/PF4/CLEAR
S3 --> [*] : PF3/PF4/CLEAR
S4 --> [*] : PF3/PF4/CLEAR
1.3 プログラム構成
| プログラム |
環境 |
トランザクション・プロセス |
役割 |
主なファイル・モジュール |
| BU10700P |
SV(DDP) |
BU07 |
① 照会・入力可の項目の設定 |
MPBU070、MPDM010、ELEPHAN、VPTENMS・VPJYUGY・VPUNKEI(R)、LSO0020、SL11100P(LINK)、TS、センター BU20700P(B07U) |
| BU20700P |
CIC1 |
B07U |
① 運行指令の照会 |
VKUNKSH(R)、VKFIXNW(R)、LSS0030A |
| BU10800P |
SV(DDP) |
BU08 |
②-1 自社便の検証 |
MPBU070、VPMORTR・VPTENMS・VPJYUGY・VPCHINM・VPUNKEI・VPHCBKM(R)、LSO0130、TS |
| BV10800P |
SV(DDP) |
BV08 |
②-2 傭車便の検証 |
MPBU070、VPTENMS・VPCHINM・VPUNKEI・VPHCBKM(R)、LSO0130、TS |
| BU10900P |
SV(DDP) |
BU09 |
③ 更新依頼・結果表示・指令書印刷 |
MPBU070、TS、BV13・BV14(START)、センター BU20900P(B09U) |
| BU20900P |
CIC1 |
B09U |
③ 運行指令マスターの更新 |
VKUNKSH(R/W/削除)、VKLNFRY・VKKDMST・VKTENMS・VKHCBKM・VKFIXNW・VKHGINT(R)、LSO0020・LSO0130・LSS0030A、BZ20200P(XCTL) |
flowchart LR
subgraph DDP[SV(DDP)]
P07[BU10700P<br/>BU07]
P08[BU10800P<br/>BU08]
V08[BV10800P<br/>BV08]
P09[BU10900P<br/>BU09]
TS[(TSキュー<br/>端末ID+BU07<br/>520バイト)]
DM[(VPTENMS・VPJYUGY<br/>VPUNKEI・VPMORTR<br/>VPCHINM・VPHCBKM)]
end
subgraph CEN[センター(CIC1)]
C07[BU20700P<br/>B07U]
C09[BU20900P<br/>B09U]
UNK[(VKUNKSH<br/>運行指令マスター)]
BZ[BZ20200P<br/>稼働の更新]
end
P07 <-- APPC --> C07
C07 --> UNK
P07 --> TS
TS --> P08
TS --> V08
P08 --> TS
V08 --> TS
TS --> P09
P09 <-- APPC --> C09
C09 <--> UNK
C09 -- XCTL --> BZ
P07 & P08 & V08 --> DM
P09 -- START --> PRT[BV13・BV14<br/>指令書印刷]
2. 画面仕様
2.1 MPBU070(配車修正入力)
全段階で同じ画面を使う。
MPBU070 配 車 修 正 入 力 YY/MM/DD
HH:MM:SS
____(入力店所) 入力店所名(16)
指令書NO :____-_____ 入力区分:_ 入力区分名(12)
便 コード :000000 (運行便名(16))
運行車区分 :__ 区分名(5) 運行形態区分:_ 形態区分名(8)
積載 社番 :_____ トレーラー :_____
発 店 :____ 発店名称(16) 出発予定:__月 __日 __時 __分
乗継店-1 :____ 乗継店1名(16)
乗継店-2 :____ 乗継店2名(16)
最終 卸店 :____ 最終卸店名(16) 到着予定:__月 __日 __時 __分
次運行発店 :____ 次運行便発店名(16)
乗務員-A :______ 乗務員A名(16) 乗務員-B :______ 乗務員B名(16)
乗継員1A :______ 乗継員1A名(16) 乗継員1B :______ 乗継員1B名(16)
乗継員2A :______ 乗継員2A名(16) 乗継員2B :______ 乗継員2B名(16)
直配 区分 :_ 直配 着地:_____ フェリー会社:_______
連絡 事項 :________________________ 特定便コード:____ 鮮魚保険料:____
傭車コード :_______ 傭車会社名(16) 傭車標屯:__._ トン
傭車 形態 :_ 形態名(5) 一車保険料:____ 円 定額傭車料:______
実行:継続 2:取消 3:終了 4:戻り 印刷装置 ____
エラーメッセージ(70) エラーコード(5)
2.2 画面項目と各段階の扱い
「①」は照会で入力するか(I)、②の列は検証でチェックするか(○:チェック、-:チェックしない)を示す。②で入力できるのは、①(または③の PF5)で入力可にした項目(4.1 の 5)。
| 項目ID |
項目名 |
属性・桁 |
① |
②-1 自社 |
②-2 傭車 |
表示の元 |
| BU07011・BU07021 |
システム日付・時刻 |
文字 8・8 |
|
|
|
現在の日時 |
| BU07031・BU07032 |
入力店所コード・名 |
数字 4・文字 16 |
I(PF12 のときだけ) |
|
|
端末の店所 |
| BU07051・BU07052 |
指令書№(頭4桁・後5桁) |
数字 4・5 |
I |
|
|
|
| BU07053・BU07054 |
入力区分・入力区分名 |
数字 1・文字 12 |
|
○ |
○ |
運行指令の入力区分 |
| BU07061・BU07062 |
計画便コード・運行便名 |
文字 6・16 |
|
|
|
計画便コード・便名(漢字) |
| BU07071・BU07072 |
運行車区分・名 |
数字 2・文字 5 |
|
○ |
- |
運行車区分 |
| BU07073・BU07074 |
運行車形態区分・名 |
数字 1・文字 8 |
|
○ |
- |
運行形態 |
| BU07081・BU07082 |
積載社番・トレーラー |
数字 5・5 |
|
○ |
○ |
車番 |
| BU07091・BU07092 |
発店コード・発店名称 |
数字 4・文字 16 |
|
○ |
○ |
発店 |
| BU07093~BU07096 |
出発予定日 月・日・時・分 |
数字 2×4 |
|
○ |
○ |
予定年月日時分(出発) |
| BU07101~BU07112 |
乗継店1・2(コード・名) |
数字 4・文字 16 |
|
○(増便のみ) |
- |
乗り継ぎ店コード |
| BU07121・BU07122 |
最終卸店コード・名 |
数字 4・文字 16 |
|
○ |
○ |
着店コード(最終卸店) |
| BU07123~BU07126 |
到着予定日 月・日・時・分 |
数字 2×4 |
|
○ |
○ |
予定年月日時分(到着) |
| BU07131・BU07132 |
次運行便発店コード・名 |
数字 4・文字 16 |
|
○ |
- |
次運行の発店 |
| BU07151~BU07154 |
乗務員A・B(コード・名) |
数字 6・文字 16 |
|
○ |
○(999999 のみ) |
乗務員コード |
| BU07161~BU07174 |
乗継員1A・1B・2A・2B(コード・名) |
数字 6・文字 16 |
|
- |
- |
乗務員コード |
| BU07191 |
直配区分 |
文字 1 |
|
○ |
○ |
直配区分 |
| BU07192 |
直配 着地コード |
数字 5 |
|
○ |
○ |
直配着地コード |
| BU07193 |
フェリー会社コード |
数字 7 |
|
○ |
- |
フェリー会社・傭車コード(自社便) |
| BU07201 |
連絡事項 |
文字 24 |
|
(チェックなし) |
(チェックなし) |
連絡事項(漢字)の先頭24桁 |
| BU07202 |
特定便コード |
文字 4 |
|
○ |
○ |
特定便区分+特定便NO |
| BU07203 |
鮮魚保険料 |
数字 4 |
|
○ |
- |
一車保険料(自社鮮魚) |
| BU07211・BU07212 |
傭車会社コード・名 |
数字 7・文字 16 |
|
- |
○ |
フェリー会社・傭車コード(傭車便) |
| BU07213・BU07214 |
傭車標屯(整数・小数点) |
数字 2・1 |
|
- |
○ |
積載車の標屯 |
| BU07221・BU07222 |
傭車形態区分・名 |
文字 1・5 |
|
- |
○ |
使用形態(差額的傭車は 4) |
| BU07223 |
一車保険料 |
数字 4 |
|
- |
○ |
一車保険料(傭車) |
| BU07224 |
定額傭車料 |
数字 6 |
|
- |
○ |
定額傭車料 |
| BU07PRT |
印刷装置 |
文字 4 |
I |
|
|
|
| BU07241・BU07242 |
エラーメッセージ・エラーコード |
文字 70・5 |
|
|
|
6章 |
区分名などの表示値は BU10700P_仕様書.md の 2.2 を参照。
2.3 ファンクションキー
| キー |
① BU07 |
② BU08・BV08 |
③ BU09 |
| 実行 |
照会 |
検証 |
更新(結果表示)。更新後は初期画面へ |
| PF2 |
取消(初期画面) |
取消(BU07 の初期画面へ) |
取消(BU07 の初期画面へ) |
| PF3 |
終了(一つ前の画面) |
同左 |
同左 |
| PF4 |
戻り(メインメニュー) |
同左 |
同左 |
| PF5 |
(再表示) |
(再表示) |
修正(BU08/BV08 に戻る) |
| PF8・PF9 |
テストプリント(印刷装置チェックあり。PF9 自社、PF8 傭車) |
テストプリント(使用可のときだけ。自社傭車フラグに従う) |
同左 |
| PF11 |
印刷装置の再接続 |
同左 |
同左 |
| PF12 |
取消(入力店所を入力可) |
(再表示) |
(再表示) |
| CLEAR |
強制終了 |
同左 |
同左 |
| その他 |
再表示 |
再表示 |
再表示 |
PF3・PF4・CLEAR では、印刷装置が使用可なら印刷終了レコードを2回書いて BV13 を START する。
3. インターフェース
3.1 通信領域(COMMAREA:256バイト)
| 項目 |
用途 |
設定 |
| CRT_BACK_KOSU/CRT_BACK_DATA(5) |
戻り先画面のスタック |
①で積む |
| TSQ_ID・TSQ_LENGTH |
TSキューの名前・長さ |
①で「端末ID+'BU07'」、②③はこの値を使う |
| COMM_TRM_CODE・COMM_TEN_CODE・COMM_TEN_NAME・COMM_RPOC_YMD |
端末ID・店所・処理日付 |
|
| COMM_PRINTER_ID・COMM_RETURN_CD |
印刷装置のID・SL11100P の戻り値 |
① |
| COMM_PRI_FLG |
印刷装置の状態('0':印刷しない、'2':使用可、'1'・'3'~'7':エラー) |
① |
| COMM_YOS_FLG |
自社傭車フラグ('1':自社、'2':傭車、'0':未設定) |
①の照会OK、PF8・PF9、PF2 |
| COMM_START_YMD・COMM_END_YMD |
出発・到着の年月日 |
①の照会OK |
3.2 TSキュー
| キュー名 |
長さ |
内容 |
書く |
読む |
| 端末ID+'BU07'(チェック結果) |
20 |
①の入力チェックの結果・指令書NO・入力店所 |
① |
① |
| 端末ID+'BU07'(照会結果) |
520 |
チェック結果(FLG(34))、表示する名称の保存域、照会結果・検証後データ(DEFPBU07/CEDPBU07 と同じ配置) |
①②③ |
②③ |
| 端末ID+'SHTS'・'SHYT' |
318・144 |
テストプリントの印刷データ |
①②③ |
BV13・BV14 |
| 端末ID+時刻 |
|
指令書の印刷データ・印刷終了レコード |
①②③ |
BV13・BV14 |
| 端末ID+時刻(センター) |
件数×50+5 |
車両・乗務員の稼働データ |
BU20900P |
BZ20200P |
3.3 使用ファイル
| 区分 |
ファイル |
日本語名 |
段階 |
用途 |
| DDP |
VPTENMS |
DDP 店所マスター |
①②(R) |
店所名、店所区分、支社区分、所在地コード |
| DDP |
VPJYUGY |
DDP 従業員マスター |
①②-1(R) |
従業員氏名、採用・退職区分 |
| DDP |
VPUNKEI |
DDP 運賃計算荷主マスター(1) |
①②(R) |
傭車会社名、フェリー会社区分 |
| DDP |
VPMORTR |
DDP 車両マスター |
②-1(R) |
最大積載量・車種・現廃区分 |
| DDP |
VPCHINM |
DDP 地名マスター |
②(R) |
直配着地の入力区分・扱店コード |
| DDP |
VPHCBKM |
DDP 発着地粁程マスター |
②(R) |
増便の設定粁 |
| センター |
VKUNKSH |
運行指令マスター |
①(R)・③(R/W/削除) |
運行指令の照会・更新 |
| センター |
VKFIXNW |
計画便マスター(NEW) |
①③(R) |
最終卸経過日数、印刷用の出社・退社・休憩など |
| センター |
VKLNFRY |
ライナー・フェリー料金マスター |
③(R) |
運行車区分 03~05 の料金の確認 |
| センター |
VKKDMST |
日付稼働テーブルマスター |
③(R) |
曜日・休日区分 |
| センター |
VKTENMS |
店所マスター |
③(R) |
所在地コード、休憩場所名 |
| センター |
VKHCBKM |
発着地粁程マスター |
③(R) |
計画設定粁 |
| センター |
VKHGINT |
高速インターマスター |
③(R) |
休憩場所名 |
3.4 センターとの通信(APPC 会話)
| 段階 |
接続先 |
送信 |
受信 |
主な結果 |
| ① 照会 |
'B07U'(BU20700P) |
35バイト:指令書NO(DPCEB05U) |
250バイト:配車修正照会後データ(CEDPBU07) |
入力区分 6:指令書なし、7:読込みエラー |
| ③ 更新 |
'B09U'(BU20900P) |
250バイト:検証後データ(入力結果に入力区分) |
169バイト:配車修正入力更新後データ(CEDPBU09。入力結果・印刷用データ) |
6章 |
通信エラー(ASYSB・ASYSI・A9999・CTERM・C9999・STERM・S9999・RTERM・RLENG・R9999)の扱いは①③で同じ(回線混雑は再送、それ以外はエラー表示)。
4. 段階別の処理仕様
4.1 ① 照会(BU10700P、BU20700P)
- 指令書NO(数字9桁、チェックデジット(区分 '07')が正しく、8桁目が 1~4)、入力店所(店所マスターにある)、印刷装置(入力時は SL11100P で確認)をチェックする。エラーなら ERR 1。
- センター(B07U)に指令書NO を送り、運行指令マスターの内容を受け取る。センターは入力区分が 0・9 なら計画の発店・着店、それ以外は実績の発店・着店を返し、増便でない便は計画便マスターから最終卸経過日数を返す。
- 内容を表示する(店所名・乗務員名・傭車会社名は DDP のマスターから)。
- 入力区分と発店で判定する。
| 入力区分 |
条件 |
結果 |
| 1・2・5 |
発店 = 入力店所 |
修正できる(OK 2「修正する項目を入力してください。」) |
| 9 |
発店 = 入力店所 |
入力区分だけ入力可(「減便入力済です!! 復活するなら『R』を入力してください。」) |
| 1・2・5・9 |
発店 ≠ 入力店所 |
ERR Q「出発店所エラー!!…」 |
| 0・6・7・その他 |
|
ERR Q(配車未入力、指令書マスターに無し、I/Oエラーなど) |
- 修正できる場合は、運行車区分・増便/定便・送付書枚数に応じて入力可の項目を決める(BU10700P_仕様書.md の 4.5)。送付書がある(出発済み)便は、発店・出発予定・次運行発店などを入力不可にする。
- 照会結果を TSキュー(520バイト)に書き、自社便は BU08、傭車便は BV08 で待機する。
4.2 ②-1 検証・自社便(BU10800P)
- TSキューを読み、前回 OK なら全項目を未チェックに戻す。
- 項目チェック(27項目)と関連チェックを行う(BU10800P_仕様書.md の 4.3・4.4)。主な関連チェック:
- 運行車区分(01・03・04・05)と形態の組合せ。
- 積載社番・トレーラーの車種の組合せ(車両マスターから車種を決める)。
- 乗継店(形態 1・2 は乗継店1が必要)。
- 出発・到着の日付(増便は処理日付の -10~+10日、定便は計画出発日の -1~+3日。到着までの日数は計画の最終卸経過日数による)。
- 乗務員(区分 01・形態 4 は乗務員Aが必要、A・B同一は不可)。
- フェリー会社(区分 03~05・形態 4 だけ)、特定便と鮮魚保険料('R' 便だけ 0~3000)。
- 入力区分を 'D'(増便の削除)・'9'(定便の減便)・'R'(減便からの復活)に変えた場合は、ほかの項目をチェックしない。
- 増便は便コード(9+発店2桁+着店2桁+1)、便名(*発店~着店)、設定粁を編集する。
- エラーなら ERR 1 で BU08 に、OK なら確認メッセージ(OK 2)を表示して BU09 で待機する。
4.3 ②-2 検証・傭車便(BV10800P)
BU10800P と同じ構造で、チェックする項目が違う(BV10800P_仕様書.md)。
- 運行車区分・形態・乗継店・次運行発店・フェリー会社・鮮魚保険料・乗継員はチェックしない。
- 乗務員は 999999(ダミー)のみ、乗務員Aは必須。
- 傭車会社(9950000~9989999、フェリー会社区分 0)、傭車標屯(0.1~18.5。標屯から車種を決める)、傭車形態(2・3・4。'4' への変更・'4' からの変更は送付書がない場合だけ)、一車保険料、定額傭車料をチェックする。
- 傭車形態と定額傭車料の組合せ(3・4 は 1~500000、2 は最低保障区分により 0 または 1~500000)。
- 車番(標屯 11.1~18.5 はトレーラーが必要で積載と違う番号、それ以外はトレーラーなし)。
- 日付の範囲は、増便が処理日付の -30~+7日、定便が計画出発日の -1~+2日。
4.4 ③ 確認・更新(BU10900P、BU20900P)
- 実行キー:TSキューの検証後データの入力結果に画面の入力区分をセットして、センター(B09U)に送る。
- センター(BU20900P)の処理(BU20900P_仕様書.md):
- 減便・削除では、後の枝番に送付書がないことを事前に確認する(あれば 7、枝番がなければ 4)。
- 運行車区分 03~05 はライナー・フェリー料金マスターを確認する(なければ 8)。
- 修正:修正した枝番を受信値で書き換え、後の枝番(未配車のもの)に乗務員・車両・発店・日付のずれを引き継ぐ。
- 減便:全枝番を増定減便区分 3・入力区分 9 にして実績などをクリアする。削除:レコードを削除する。復活:増定減便区分・入力区分を 0 に戻す。
- 出発点呼済以降の便は、変更前後の車両・乗務員の稼働データを作り、BZ20200P に XCTL して稼働を更新する。
- 結果のメッセージを表示する(6章)。エラー(入力結果 4~8・A、通信エラー)なら TSキューを書き戻し、PF5 で修正に戻れる。
- 印刷装置が使用可で、入力結果が 1・5 なら、指令書の印刷データを作り BV13(自社)・BV14(傭車)を START する。
- PF5:入力区分が 'R' なら修正に戻れない。それ以外は入力可の項目を戻して BU08/BV08 で待機する(照会時の入力区分 5 は属性を変えない)。
5. 共通処理
5.1 チェック結果の管理(②)
TSキューの FLG(34) で項目ごとの結果を持つ('0':未入力、'1':エラー、'2':OK、'3':関連エラー)。OK になった項目は次の実行でチェックしない。運行車区分・形態などがエラーのときは、ほかのエラー項目を入力不可で表示する(保護フラグ)。
5.2 印刷
| 印刷 |
起動 |
条件 |
| テストプリント |
PF8・PF9 |
印刷装置が使用可(①では PF8・PF9 で印刷装置をチェック) |
| 指令書 |
③の更新後 |
印刷装置が使用可で、入力結果が 1・5 |
| 印刷終了 |
PF3・PF4・CLEAR |
印刷装置が使用可 |
5.3 例外処理
| 発生条件 |
① |
② |
③ |
| 画面データなし(MAPFAIL)など |
CLEAR と同じ |
CLEAR と同じ |
CLEAR と同じ |
| TSキューがない |
初期化して続ける |
CLEAR と同じ |
初期画面(Q_ERR)を表示して BU07 へ |
| センターの通信エラー |
エラー表示(BU07) |
- |
エラー表示(BU09、TSキューを書き戻す) |
6. メッセージ一覧
| 段階 |
エラーコード |
メッセージ |
表示するとき |
| ① |
ERR 1 |
エラー項目あり,再入力して下さい |
指令書NO・入力店所のエラー |
| ① |
ERR 1 |
印刷装置 使用不可能です。!! ほか |
印刷装置のエラー(BU10700P 5章) |
| ① |
ERR Q |
配車未入力!! 修正できません。取消してから入力してください。 |
入力区分 0 |
| ① |
ERR Q |
出発店所エラー!! 修正できません。取消してから入力してください |
発店が入力店所と違う |
| ① |
ERR Q |
指令書マスターに無し/I/Oエラー |
センターで指令書がない・読込みエラー |
| ① |
OK 2 |
修正する項目を入力してください。 |
照会OK |
| ① |
OK 2 |
減便入力済です!! 復活するなら『R』を入力してください。 |
減便済みの指令書 |
| ①③ |
ASYSB など |
回線が混雑しています!! ほか通信エラー |
センターとの通信エラー |
| ①②③ |
(PF2) |
指令書№を入力して実行キー |
初期画面 |
| ② |
ERR 1 |
エラー項目あり,再入力して下さい。 |
チェックエラー |
| ② |
OK 2 |
確認OKなら実行キーを押して下さい。修正なら、PF5 |
チェックOK |
| ② |
OK 2 |
減便になります。/このNOのマスターを削除します。/減便から復活します! … |
入力区分 9・D・R |
| ③ |
|
修正OK!!/復活しました。/削除しました。/減便になりました。 |
更新OK |
| ③ |
|
枝番前後の指令書無し/入力済で修正不可能!/マスターI/Oエラー/指令書マスターに無し/配車未入力です。!! |
更新できない |
| ③ |
Q_ERR |
指令書№を入力して実行キー |
更新後に実行キー(TSキューなし) |
| ③ |
|
修正する項目を、入力してください。 |
PF5 |
| ③ |
|
復活するなら実行キー 復活しないならPF2で取消 |
入力区分 R で PF5 |
7. 画面遷移
flowchart LR
MENU[メニュー] --> BU07[BU07<br/>BU10700P 照会]
BU07 -- 照会OK 自社便 --> BU08[BU08<br/>BU10800P 検証]
BU07 -- 照会OK 傭車便 --> BV08[BV08<br/>BV10800P 検証]
BU08 -- チェックOK --> BU09[BU09<br/>BU10900P 更新]
BV08 -- チェックOK --> BU09
BU09 -- PF5 --> BU08
BU09 -- PF5 --> BV08
BU09 -- 更新後の実行・PF2 --> BU07
BU08 -- PF2 --> BU07
BV08 -- PF2 --> BU07
BU07 & BU08 & BV08 & BU09 -- PF3 --> PREV[一つ前の画面]
BU07 & BU08 & BV08 & BU09 -- PF4 --> MAIN[メインメニュー]
BU07 & BU08 & BV08 & BU09 -- CLEAR --> END[ELEPHAN 終了]
8. 補足・留意事項
-
指令書の枝番:1つの便は発行枚数分のレコードがあり、指令書NO の8桁目が枝番(9桁目がチェックデジット)。修正はその枝番と後の枝番に反映し、前の枝番は更新しない。
-
入力店所による代行修正:①で PF12 を押すと入力店所を変えられ、その店所を発店とする指令書を修正できる。PF12 の後は入力店所を入れ直さないとエラーになる(ソース上の動き)。
-
送付書がある便の制限:送付書がある(出発済み)便は、発店・出発予定・次運行発店などを修正できない。減便・削除も、後の枝番に送付書があるとできない。
-
入力区分の変更:減便(9)は定便の1枚目、削除(D)は増便の最終枚か1枚目、復活(R)は減便済みの1枚目でだけ受け付ける。変更した場合はほかの項目をチェックしない。
-
自社便と傭車便で検証が違う:傭車便は乗務員にダミー(999999)しか入れられず、車両マスターを使わずに傭車標屯から車種を決める。日付の範囲も違う(4.2・4.3)。
-
入力結果の扱い:②は入力区分を変えたとき入力結果を '9' にするが、③で送信前に画面の入力区分で上書きする。センターはこの値で処理を分ける。
-
センターがエラーを入力区分・入力結果で返す:照会(B07U)はエラーフラグを使わず入力区分 6・7 で、更新(B09U)は入力結果で結果を返す。
-
使われていないメッセージ:③の「携帯№無し F5修正」(入力結果 A)と「修正済、次の枝番無し」(入力結果 5)は、センターが返す処理がない(携帯番号のチェックはコメント)。
-
集信ログを出していない:センターは保険料のある便の集信ログ(レコードID 430)のデータを作るが、TD キューへの書込みがコメントになっており出力しない。
-
表示の細かい違い:運行車区分 03 の名称が、①②-1 では「31FT」、②-2 では「10Tコン」。入力区分の強調表示が②-1 と②-2 で逆。②-1・②-2 とも指令書NO の属性の処理が入力店所の属性を変えている。
-
更新後の実行キー:③で更新が OK だと TSキューを書き戻さないため、続けて実行キーを押すと初期画面にエラーコード 'Q_ERR' が表示される(次の指令書の入力待ち)。
付録 関連プログラム
| プログラム |
関係 |
備考 |
| SL11100P |
① から LINK |
印刷装置のチェック |
| BV13・BV14 |
①②③ から START |
自社便・傭車便の指令書印刷(テストプリント・印刷終了を含む) |
| BZ20200P |
BU20900P から XCTL |
車両稼働・乗務員稼働の更新 |
| LSO0020・LSO0130・LSS0030A |
呼出しモジュール |
チェックデジット、日付の経過日数、応答コードの変換 |