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レビュー指摘 #12453 » BU0070_配車修正入力_仕様書.md

幸塚 和久, 2026-10-29 05:00 午後

 

機能仕様書 BU0070(配車修正入力)

項目 内容
システムID BU
サブシステムID BU0070
機能名 配車修正入力
構成プログラム BU10700P(BU07)、BU20700P(センター B07U)、BU10800P(BU08)、BV10800P(BV08)、BU10900P(BU09)、BU20900P(センター B09U)
参考資料 ・現行ソース BU10700P.pl1、BU20700P.pl1、BU10800P.pl1、BV10800P.pl1、BU10900P.pl1、BU20900P.pl1
・画面イメージ MPBU070.jpg
・現行の解析資料 BU0070_配車修正入力.xlsx
個別の仕様書 BU10700P、BU20700P、BU10800P、BV10800P、BU10900P、BU20900P
項目名の出典 画面項目は解析資料のシート「MPBU070」、受渡し項目・マスターの項目はシート「レコードフォーマット」の日本語名

本書は現行の処理を記述したもの(現行の可視化資料)。各プログラムの細部は個別の仕様書を参照。


1. 概要

1.1 機能概要

配車済みの運行指令(指令書)の内容を修正する機能。指令書NO を入力して照会し、修正できる項目を入力してチェックした後、センターの運行指令マスターを更新する。入力区分を変えることで、減便・減便からの復活・増便の削除もできる。

段階 内容 DDP(SV) センター(CIC1) トランザクション
① 照会 指令書NO で運行指令を照会し、修正できる項目を入力可にする BU10700P BU20700P(B07U) BU07
②-1 検証(自社便) 修正内容をチェックする(運行車区分 02 以外) BU10800P - BU08
②-2 検証(傭車便) 修正内容をチェックする(運行車区分 02) BV10800P - BV08
③ 確認・更新 センターに更新を依頼し、結果を表示する。指令書を印刷する BU10900P BU20900P(B09U) BU09

1.2 処理の流れ

stateDiagram-v2
    [*] --> S1 : メニュー
    S1 : ① BU07 照会(BU10700P)
    S2 : ②-1 BU08 検証・自社便(BU10800P)
    S3 : ②-2 BV08 検証・傭車便(BV10800P)
    S4 : ③ BU09 確認・更新(BU10900P)
    S1 --> S1 : エラー・ERR Q
    S1 --> S2 : 照会OK(自社便)
    S1 --> S3 : 照会OK(傭車便)
    S2 --> S2 : エラー
    S3 --> S3 : エラー
    S2 --> S4 : チェックOK
    S3 --> S4 : チェックOK
    S4 --> S4 : 更新(結果表示)
    S4 --> S2 : PF5(自社便)
    S4 --> S3 : PF5(傭車便)
    S4 --> S1 : 更新後の実行キー・PF2
    S2 --> S1 : PF2
    S3 --> S1 : PF2
    S1 --> [*] : PF3/PF4/CLEAR
    S2 --> [*] : PF3/PF4/CLEAR
    S3 --> [*] : PF3/PF4/CLEAR
    S4 --> [*] : PF3/PF4/CLEAR

1.3 プログラム構成

プログラム 環境 トランザクション・プロセス 役割 主なファイル・モジュール
BU10700P SV(DDP) BU07 ① 照会・入力可の項目の設定 MPBU070、MPDM010、ELEPHAN、VPTENMS・VPJYUGY・VPUNKEI(R)、LSO0020、SL11100P(LINK)、TS、センター BU20700P(B07U)
BU20700P CIC1 B07U ① 運行指令の照会 VKUNKSH(R)、VKFIXNW(R)、LSS0030A
BU10800P SV(DDP) BU08 ②-1 自社便の検証 MPBU070、VPMORTR・VPTENMS・VPJYUGY・VPCHINM・VPUNKEI・VPHCBKM(R)、LSO0130、TS
BV10800P SV(DDP) BV08 ②-2 傭車便の検証 MPBU070、VPTENMS・VPCHINM・VPUNKEI・VPHCBKM(R)、LSO0130、TS
BU10900P SV(DDP) BU09 ③ 更新依頼・結果表示・指令書印刷 MPBU070、TS、BV13・BV14(START)、センター BU20900P(B09U)
BU20900P CIC1 B09U ③ 運行指令マスターの更新 VKUNKSH(R/W/削除)、VKLNFRY・VKKDMST・VKTENMS・VKHCBKM・VKFIXNW・VKHGINT(R)、LSO0020・LSO0130・LSS0030A、BZ20200P(XCTL)
flowchart LR
    subgraph DDP[SV(DDP)]
        P07[BU10700P<br/>BU07]
        P08[BU10800P<br/>BU08]
        V08[BV10800P<br/>BV08]
        P09[BU10900P<br/>BU09]
        TS[(TSキュー<br/>端末ID+BU07<br/>520バイト)]
        DM[(VPTENMS・VPJYUGY<br/>VPUNKEI・VPMORTR<br/>VPCHINM・VPHCBKM)]
    end
    subgraph CEN[センター(CIC1)]
        C07[BU20700P<br/>B07U]
        C09[BU20900P<br/>B09U]
        UNK[(VKUNKSH<br/>運行指令マスター)]
        BZ[BZ20200P<br/>稼働の更新]
    end
    P07 <-- APPC --> C07
    C07 --> UNK
    P07 --> TS
    TS --> P08
    TS --> V08
    P08 --> TS
    V08 --> TS
    TS --> P09
    P09 <-- APPC --> C09
    C09 <--> UNK
    C09 -- XCTL --> BZ
    P07 & P08 & V08 --> DM
    P09 -- START --> PRT[BV13・BV14<br/>指令書印刷]

2. 画面仕様

2.1 MPBU070(配車修正入力)

全段階で同じ画面を使う。

MPBU070                    配 車 修 正 入 力                         YY/MM/DD
                                                                     HH:MM:SS
 ____(入力店所) 入力店所名(16)

 指令書NO :____-_____                       入力区分:_ 入力区分名(12)
 便 コード :000000 (運行便名(16))
 運行車区分 :__ 区分名(5)  運行形態区分:_ 形態区分名(8)
 積載 社番 :_____            トレーラー  :_____
 発   店 :____ 発店名称(16)            出発予定:__月 __日  __時 __分
 乗継店-1 :____ 乗継店1名(16)
 乗継店-2 :____ 乗継店2名(16)
 最終 卸店 :____ 最終卸店名(16)          到着予定:__月 __日  __時 __分
 次運行発店 :____ 次運行便発店名(16)

 乗務員-A :______ 乗務員A名(16)    乗務員-B :______ 乗務員B名(16)
 乗継員1A :______ 乗継員1A名(16)  乗継員1B :______ 乗継員1B名(16)
 乗継員2A :______ 乗継員2A名(16)  乗継員2B :______ 乗継員2B名(16)

 直配 区分 :_        直配 着地:_____          フェリー会社:_______
 連絡 事項 :________________________ 特定便コード:____ 鮮魚保険料:____
 傭車コード :_______ 傭車会社名(16)   傭車標屯:__._ トン
 傭車 形態 :_ 形態名(5) 一車保険料:____ 円        定額傭車料:______
 実行:継続 2:取消 3:終了 4:戻り  印刷装置 ____
 エラーメッセージ(70)                                          エラーコード(5)

2.2 画面項目と各段階の扱い

「①」は照会で入力するか(I)、②の列は検証でチェックするか(○:チェック、-:チェックしない)を示す。②で入力できるのは、①(または③の PF5)で入力可にした項目(4.1 の 5)。

項目ID 項目名 属性・桁 ① ②-1 自社 ②-2 傭車 表示の元
BU07011・BU07021 システム日付・時刻 文字 8・8 現在の日時
BU07031・BU07032 入力店所コード・名 数字 4・文字 16 I(PF12 のときだけ) 端末の店所
BU07051・BU07052 指令書№(頭4桁・後5桁) 数字 4・5 I
BU07053・BU07054 入力区分・入力区分名 数字 1・文字 12 ○ ○ 運行指令の入力区分
BU07061・BU07062 計画便コード・運行便名 文字 6・16 計画便コード・便名(漢字)
BU07071・BU07072 運行車区分・名 数字 2・文字 5 ○ - 運行車区分
BU07073・BU07074 運行車形態区分・名 数字 1・文字 8 ○ - 運行形態
BU07081・BU07082 積載社番・トレーラー 数字 5・5 ○ ○ 車番
BU07091・BU07092 発店コード・発店名称 数字 4・文字 16 ○ ○ 発店
BU07093~BU07096 出発予定日 月・日・時・分 数字 2×4 ○ ○ 予定年月日時分(出発)
BU07101~BU07112 乗継店1・2(コード・名) 数字 4・文字 16 ○(増便のみ) - 乗り継ぎ店コード
BU07121・BU07122 最終卸店コード・名 数字 4・文字 16 ○ ○ 着店コード(最終卸店)
BU07123~BU07126 到着予定日 月・日・時・分 数字 2×4 ○ ○ 予定年月日時分(到着)
BU07131・BU07132 次運行便発店コード・名 数字 4・文字 16 ○ - 次運行の発店
BU07151~BU07154 乗務員A・B(コード・名) 数字 6・文字 16 ○ ○(999999 のみ) 乗務員コード
BU07161~BU07174 乗継員1A・1B・2A・2B(コード・名) 数字 6・文字 16 - - 乗務員コード
BU07191 直配区分 文字 1 ○ ○ 直配区分
BU07192 直配 着地コード 数字 5 ○ ○ 直配着地コード
BU07193 フェリー会社コード 数字 7 ○ - フェリー会社・傭車コード(自社便)
BU07201 連絡事項 文字 24 (チェックなし) (チェックなし) 連絡事項(漢字)の先頭24桁
BU07202 特定便コード 文字 4 ○ ○ 特定便区分+特定便NO
BU07203 鮮魚保険料 数字 4 ○ - 一車保険料(自社鮮魚)
BU07211・BU07212 傭車会社コード・名 数字 7・文字 16 - ○ フェリー会社・傭車コード(傭車便)
BU07213・BU07214 傭車標屯(整数・小数点) 数字 2・1 - ○ 積載車の標屯
BU07221・BU07222 傭車形態区分・名 文字 1・5 - ○ 使用形態(差額的傭車は 4)
BU07223 一車保険料 数字 4 - ○ 一車保険料(傭車)
BU07224 定額傭車料 数字 6 - ○ 定額傭車料
BU07PRT 印刷装置 文字 4 I
BU07241・BU07242 エラーメッセージ・エラーコード 文字 70・5 6章

区分名などの表示値は BU10700P_仕様書.md の 2.2 を参照。

2.3 ファンクションキー

キー ① BU07 ② BU08・BV08 ③ BU09
実行 照会 検証 更新(結果表示)。更新後は初期画面へ
PF2 取消(初期画面) 取消(BU07 の初期画面へ) 取消(BU07 の初期画面へ)
PF3 終了(一つ前の画面) 同左 同左
PF4 戻り(メインメニュー) 同左 同左
PF5 (再表示) (再表示) 修正(BU08/BV08 に戻る)
PF8・PF9 テストプリント(印刷装置チェックあり。PF9 自社、PF8 傭車) テストプリント(使用可のときだけ。自社傭車フラグに従う) 同左
PF11 印刷装置の再接続 同左 同左
PF12 取消(入力店所を入力可) (再表示) (再表示)
CLEAR 強制終了 同左 同左
その他 再表示 再表示 再表示

PF3・PF4・CLEAR では、印刷装置が使用可なら印刷終了レコードを2回書いて BV13 を START する。


3. インターフェース

3.1 通信領域(COMMAREA:256バイト)

項目 用途 設定
CRT_BACK_KOSU/CRT_BACK_DATA(5) 戻り先画面のスタック ①で積む
TSQ_ID・TSQ_LENGTH TSキューの名前・長さ ①で「端末ID+'BU07'」、②③はこの値を使う
COMM_TRM_CODE・COMM_TEN_CODE・COMM_TEN_NAME・COMM_RPOC_YMD 端末ID・店所・処理日付
COMM_PRINTER_ID・COMM_RETURN_CD 印刷装置のID・SL11100P の戻り値 ①
COMM_PRI_FLG 印刷装置の状態('0':印刷しない、'2':使用可、'1'・'3'~'7':エラー) ①
COMM_YOS_FLG 自社傭車フラグ('1':自社、'2':傭車、'0':未設定) ①の照会OK、PF8・PF9、PF2
COMM_START_YMD・COMM_END_YMD 出発・到着の年月日 ①の照会OK

3.2 TSキュー

キュー名 長さ 内容 書く 読む
端末ID+'BU07'(チェック結果) 20 ①の入力チェックの結果・指令書NO・入力店所 ① ①
端末ID+'BU07'(照会結果) 520 チェック結果(FLG(34))、表示する名称の保存域、照会結果・検証後データ(DEFPBU07/CEDPBU07 と同じ配置) ①②③ ②③
端末ID+'SHTS'・'SHYT' 318・144 テストプリントの印刷データ ①②③ BV13・BV14
端末ID+時刻 指令書の印刷データ・印刷終了レコード ①②③ BV13・BV14
端末ID+時刻(センター) 件数×50+5 車両・乗務員の稼働データ BU20900P BZ20200P

3.3 使用ファイル

区分 ファイル 日本語名 段階 用途
DDP VPTENMS DDP 店所マスター ①②(R) 店所名、店所区分、支社区分、所在地コード
DDP VPJYUGY DDP 従業員マスター ①②-1(R) 従業員氏名、採用・退職区分
DDP VPUNKEI DDP 運賃計算荷主マスター(1) ①②(R) 傭車会社名、フェリー会社区分
DDP VPMORTR DDP 車両マスター ②-1(R) 最大積載量・車種・現廃区分
DDP VPCHINM DDP 地名マスター ②(R) 直配着地の入力区分・扱店コード
DDP VPHCBKM DDP 発着地粁程マスター ②(R) 増便の設定粁
センター VKUNKSH 運行指令マスター ①(R)・③(R/W/削除) 運行指令の照会・更新
センター VKFIXNW 計画便マスター(NEW) ①③(R) 最終卸経過日数、印刷用の出社・退社・休憩など
センター VKLNFRY ライナー・フェリー料金マスター ③(R) 運行車区分 03~05 の料金の確認
センター VKKDMST 日付稼働テーブルマスター ③(R) 曜日・休日区分
センター VKTENMS 店所マスター ③(R) 所在地コード、休憩場所名
センター VKHCBKM 発着地粁程マスター ③(R) 計画設定粁
センター VKHGINT 高速インターマスター ③(R) 休憩場所名

3.4 センターとの通信(APPC 会話)

段階 接続先 送信 受信 主な結果
① 照会 'B07U'(BU20700P) 35バイト:指令書NO(DPCEB05U) 250バイト:配車修正照会後データ(CEDPBU07) 入力区分 6:指令書なし、7:読込みエラー
③ 更新 'B09U'(BU20900P) 250バイト:検証後データ(入力結果に入力区分) 169バイト:配車修正入力更新後データ(CEDPBU09。入力結果・印刷用データ) 6章

通信エラー(ASYSB・ASYSI・A9999・CTERM・C9999・STERM・S9999・RTERM・RLENG・R9999)の扱いは①③で同じ(回線混雑は再送、それ以外はエラー表示)。


4. 段階別の処理仕様

4.1 ① 照会(BU10700P、BU20700P)

  1. 指令書NO(数字9桁、チェックデジット(区分 '07')が正しく、8桁目が 1~4)、入力店所(店所マスターにある)、印刷装置(入力時は SL11100P で確認)をチェックする。エラーなら ERR 1。
  2. センター(B07U)に指令書NO を送り、運行指令マスターの内容を受け取る。センターは入力区分が 0・9 なら計画の発店・着店、それ以外は実績の発店・着店を返し、増便でない便は計画便マスターから最終卸経過日数を返す。
  3. 内容を表示する(店所名・乗務員名・傭車会社名は DDP のマスターから)。
  4. 入力区分と発店で判定する。
入力区分 条件 結果
1・2・5 発店 = 入力店所 修正できる(OK 2「修正する項目を入力してください。」)
9 発店 = 入力店所 入力区分だけ入力可(「減便入力済です!!  復活するなら『R』を入力してください。」)
1・2・5・9 発店 ≠ 入力店所 ERR Q「出発店所エラー!!…」
0・6・7・その他 ERR Q(配車未入力、指令書マスターに無し、I/Oエラーなど)
  1. 修正できる場合は、運行車区分・増便/定便・送付書枚数に応じて入力可の項目を決める(BU10700P_仕様書.md の 4.5)。送付書がある(出発済み)便は、発店・出発予定・次運行発店などを入力不可にする。
  2. 照会結果を TSキュー(520バイト)に書き、自社便は BU08、傭車便は BV08 で待機する。

4.2 ②-1 検証・自社便(BU10800P)

  1. TSキューを読み、前回 OK なら全項目を未チェックに戻す。
  2. 項目チェック(27項目)と関連チェックを行う(BU10800P_仕様書.md の 4.3・4.4)。主な関連チェック:
    • 運行車区分(01・03・04・05)と形態の組合せ。
    • 積載社番・トレーラーの車種の組合せ(車両マスターから車種を決める)。
    • 乗継店(形態 1・2 は乗継店1が必要)。
    • 出発・到着の日付(増便は処理日付の -10~+10日、定便は計画出発日の -1~+3日。到着までの日数は計画の最終卸経過日数による)。
    • 乗務員(区分 01・形態 4 は乗務員Aが必要、A・B同一は不可)。
    • フェリー会社(区分 03~05・形態 4 だけ)、特定便と鮮魚保険料('R' 便だけ 0~3000)。
  3. 入力区分を 'D'(増便の削除)・'9'(定便の減便)・'R'(減便からの復活)に変えた場合は、ほかの項目をチェックしない。
  4. 増便は便コード(9+発店2桁+着店2桁+1)、便名(*発店~着店)、設定粁を編集する。
  5. エラーなら ERR 1 で BU08 に、OK なら確認メッセージ(OK 2)を表示して BU09 で待機する。

4.3 ②-2 検証・傭車便(BV10800P)

BU10800P と同じ構造で、チェックする項目が違う(BV10800P_仕様書.md)。

  • 運行車区分・形態・乗継店・次運行発店・フェリー会社・鮮魚保険料・乗継員はチェックしない。
  • 乗務員は 999999(ダミー)のみ、乗務員Aは必須。
  • 傭車会社(9950000~9989999、フェリー会社区分 0)、傭車標屯(0.1~18.5。標屯から車種を決める)、傭車形態(2・3・4。'4' への変更・'4' からの変更は送付書がない場合だけ)、一車保険料、定額傭車料をチェックする。
  • 傭車形態と定額傭車料の組合せ(3・4 は 1~500000、2 は最低保障区分により 0 または 1~500000)。
  • 車番(標屯 11.1~18.5 はトレーラーが必要で積載と違う番号、それ以外はトレーラーなし)。
  • 日付の範囲は、増便が処理日付の -30~+7日、定便が計画出発日の -1~+2日。

4.4 ③ 確認・更新(BU10900P、BU20900P)

  1. 実行キー:TSキューの検証後データの入力結果に画面の入力区分をセットして、センター(B09U)に送る。
  2. センター(BU20900P)の処理(BU20900P_仕様書.md):
    • 減便・削除では、後の枝番に送付書がないことを事前に確認する(あれば 7、枝番がなければ 4)。
    • 運行車区分 03~05 はライナー・フェリー料金マスターを確認する(なければ 8)。
    • 修正:修正した枝番を受信値で書き換え、後の枝番(未配車のもの)に乗務員・車両・発店・日付のずれを引き継ぐ。
    • 減便:全枝番を増定減便区分 3・入力区分 9 にして実績などをクリアする。削除:レコードを削除する。復活:増定減便区分・入力区分を 0 に戻す。
    • 出発点呼済以降の便は、変更前後の車両・乗務員の稼働データを作り、BZ20200P に XCTL して稼働を更新する。
  3. 結果のメッセージを表示する(6章)。エラー(入力結果 4~8・A、通信エラー)なら TSキューを書き戻し、PF5 で修正に戻れる。
  4. 印刷装置が使用可で、入力結果が 1・5 なら、指令書の印刷データを作り BV13(自社)・BV14(傭車)を START する。
  5. PF5:入力区分が 'R' なら修正に戻れない。それ以外は入力可の項目を戻して BU08/BV08 で待機する(照会時の入力区分 5 は属性を変えない)。

5. 共通処理

5.1 チェック結果の管理(②)

TSキューの FLG(34) で項目ごとの結果を持つ('0':未入力、'1':エラー、'2':OK、'3':関連エラー)。OK になった項目は次の実行でチェックしない。運行車区分・形態などがエラーのときは、ほかのエラー項目を入力不可で表示する(保護フラグ)。

5.2 印刷

印刷 起動 条件
テストプリント PF8・PF9 印刷装置が使用可(①では PF8・PF9 で印刷装置をチェック)
指令書 ③の更新後 印刷装置が使用可で、入力結果が 1・5
印刷終了 PF3・PF4・CLEAR 印刷装置が使用可

5.3 例外処理

発生条件 ① ② ③
画面データなし(MAPFAIL)など CLEAR と同じ CLEAR と同じ CLEAR と同じ
TSキューがない 初期化して続ける CLEAR と同じ 初期画面(Q_ERR)を表示して BU07 へ
センターの通信エラー エラー表示(BU07) - エラー表示(BU09、TSキューを書き戻す)

6. メッセージ一覧

段階 エラーコード メッセージ 表示するとき
① ERR 1 エラー項目あり,再入力して下さい 指令書NO・入力店所のエラー
① ERR 1 印刷装置 使用不可能です。!! ほか 印刷装置のエラー(BU10700P 5章)
① ERR Q 配車未入力!! 修正できません。取消してから入力してください。 入力区分 0
① ERR Q 出発店所エラー!! 修正できません。取消してから入力してください 発店が入力店所と違う
① ERR Q 指令書マスターに無し/I/Oエラー センターで指令書がない・読込みエラー
① OK 2 修正する項目を入力してください。 照会OK
① OK 2 減便入力済です!!  復活するなら『R』を入力してください。 減便済みの指令書
①③ ASYSB など 回線が混雑しています!! ほか通信エラー センターとの通信エラー
①②③ (PF2) 指令書№を入力して実行キー 初期画面
② ERR 1 エラー項目あり,再入力して下さい。 チェックエラー
② OK 2 確認OKなら実行キーを押して下さい。修正なら、PF5 チェックOK
② OK 2 減便になります。/このNOのマスターを削除します。/減便から復活します! … 入力区分 9・D・R
③ 修正OK!!/復活しました。/削除しました。/減便になりました。 更新OK
③ 枝番前後の指令書無し/入力済で修正不可能!/マスターI/Oエラー/指令書マスターに無し/配車未入力です。!! 更新できない
③ Q_ERR 指令書№を入力して実行キー 更新後に実行キー(TSキューなし)
③ 修正する項目を、入力してください。 PF5
③ 復活するなら実行キー 復活しないならPF2で取消 入力区分 R で PF5

7. 画面遷移

flowchart LR
    MENU[メニュー] --> BU07[BU07<br/>BU10700P 照会]
    BU07 -- 照会OK 自社便 --> BU08[BU08<br/>BU10800P 検証]
    BU07 -- 照会OK 傭車便 --> BV08[BV08<br/>BV10800P 検証]
    BU08 -- チェックOK --> BU09[BU09<br/>BU10900P 更新]
    BV08 -- チェックOK --> BU09
    BU09 -- PF5 --> BU08
    BU09 -- PF5 --> BV08
    BU09 -- 更新後の実行・PF2 --> BU07
    BU08 -- PF2 --> BU07
    BV08 -- PF2 --> BU07
    BU07 & BU08 & BV08 & BU09 -- PF3 --> PREV[一つ前の画面]
    BU07 & BU08 & BV08 & BU09 -- PF4 --> MAIN[メインメニュー]
    BU07 & BU08 & BV08 & BU09 -- CLEAR --> END[ELEPHAN 終了]

8. 補足・留意事項

  1. 指令書の枝番:1つの便は発行枚数分のレコードがあり、指令書NO の8桁目が枝番(9桁目がチェックデジット)。修正はその枝番と後の枝番に反映し、前の枝番は更新しない。
  2. 入力店所による代行修正:①で PF12 を押すと入力店所を変えられ、その店所を発店とする指令書を修正できる。PF12 の後は入力店所を入れ直さないとエラーになる(ソース上の動き)。
  3. 送付書がある便の制限:送付書がある(出発済み)便は、発店・出発予定・次運行発店などを修正できない。減便・削除も、後の枝番に送付書があるとできない。
  4. 入力区分の変更:減便(9)は定便の1枚目、削除(D)は増便の最終枚か1枚目、復活(R)は減便済みの1枚目でだけ受け付ける。変更した場合はほかの項目をチェックしない。
  5. 自社便と傭車便で検証が違う:傭車便は乗務員にダミー(999999)しか入れられず、車両マスターを使わずに傭車標屯から車種を決める。日付の範囲も違う(4.2・4.3)。
  6. 入力結果の扱い:②は入力区分を変えたとき入力結果を '9' にするが、③で送信前に画面の入力区分で上書きする。センターはこの値で処理を分ける。
  7. センターがエラーを入力区分・入力結果で返す:照会(B07U)はエラーフラグを使わず入力区分 6・7 で、更新(B09U)は入力結果で結果を返す。
  8. 使われていないメッセージ:③の「携帯№無し F5修正」(入力結果 A)と「修正済、次の枝番無し」(入力結果 5)は、センターが返す処理がない(携帯番号のチェックはコメント)。
  9. 集信ログを出していない:センターは保険料のある便の集信ログ(レコードID 430)のデータを作るが、TD キューへの書込みがコメントになっており出力しない。
  10. 表示の細かい違い:運行車区分 03 の名称が、①②-1 では「31FT」、②-2 では「10Tコン」。入力区分の強調表示が②-1 と②-2 で逆。②-1・②-2 とも指令書NO の属性の処理が入力店所の属性を変えている。
  11. 更新後の実行キー:③で更新が OK だと TSキューを書き戻さないため、続けて実行キーを押すと初期画面にエラーコード 'Q_ERR' が表示される(次の指令書の入力待ち)。

付録 関連プログラム

プログラム 関係 備考
SL11100P ① から LINK 印刷装置のチェック
BV13・BV14 ①②③ から START 自社便・傭車便の指令書印刷(テストプリント・印刷終了を含む)
BZ20200P BU20900P から XCTL 車両稼働・乗務員稼働の更新
LSO0020・LSO0130・LSS0030A 呼出しモジュール チェックデジット、日付の経過日数、応答コードの変換
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